オフセットコンセプト

カーボンオフセットとは

市民、企業、NPO/NGO、自治体、政府等の社会の構成員が、自らの温室効果ガスの排出量を認識し、主体的にこれを削減する努力を行うとともに、削減が困難な部分の排出量について、 他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量等を購入すること又は他の場所で排出削減・吸収を実現するプロジェクトや活動を実施すること等により、その排出量の全部又は一部を埋め合わせることをいいます。

カーボンオフセットの背景

京都議定書日本の削減義務:90年比マイナス6%
福田ビジョン日本版排出権取引、05年比マイナス60〜80%
洞爺湖サミット日本の姿勢取組み方が着目

新聞・メディアが温暖化対策を報道し、企業や民間の取組みがクローズアップされました。
今後は省エネに加え、さらに一歩踏み込んだ温暖化対策に期待ということで、カーボンオフセットの有効性が着目されています

カーボンオフセットの目的と流れ

温暖化や環境問題を重視した社会的動向の変化、一般消費者の価値観の変化と多義性
カーボンオフセットの目的と流れ

  1. ジーコンシャス様(以下gC様)が国連排出権管理システムより排出権を取得。
  2. 弊社はgC様よりカーボンパスの発行を受けます。
  3. その後、カーボンパスを20kgに小分けして商品に添付いたします。
  4. 添付分をgC様に報告。
  5. gC様より排出権を日本国管理口座に移転。

弊社の引当予定CDM/CER内容

ブラジル : ブラコ・ノルテV小規模水力発電設備 小規模CDMプロジェクト CDM参照番号【0667】
CER : Certified Emission Reduction(CO2排出権)
CDM : クリーン開発メカニズム(先進国や企業が発展途上国のプロジェクトなどに投資を行い、国外で削減した排出量を自国の排出量に換算できる仕組み)

<プロジェクトの概要>
本プロジェクトは、アジア向け農業ビジネスが急速に成長しているマットグロッソ州で、総発電量14.16MWの貯水池を有する小規模流込式水力発電事業を実施している。
電力の需要が急増しているこの地方に再生可能な水力発電事業を実施したことで、 温室効果ガスを排出しない電力が供給されるようになり、
年間40,026tの二酸化炭素排出量削減が見込まれる。
   本プロジェクトでは、火力発電により生み出された電力を利用し、発電所からの距離が遠い為、送電時の電力ロスが大きく生じていた。
   この地方に、再生可能なエネルギーを生み出す水力発電所を設置したことで、化石燃料の使用量が削減され、2010年までに合計280,179tCO2の排出量削減が見込まれている。
  
本製品にプレゼントされているカーボンオフセット権利は、カーボンオフセットプロバイダーのジーコンシャス(東京都渋谷区 代表:井手敏和)を通じて実施されています。
http://carbonpass.jp/
弊社の引当予定CDM/CER内容